いま私たちは、人工林の間伐手遅れによる荒廃を大変心配しています。これまでも、私たちと素人山主さんとが一緒に山仕事を学びながら間伐を進めることを提唱してきました。
矢森協では今回新たに、スギやヒノキ林の混み具合や植生調査をすることで、人工林の健全度(荒廃度)を測定し、処方箋を作り施業メニューを提示する事業を開始しました。
例えば、初心者でも出来る巻き枯らし間伐から、少し習えば出来る間伐法、矢森協と一緒にやる方法、森林組合に依頼する・・・などなど、家族や山林の個性にあわせて30年先50年先を見据えた提案をさせていただきます。もちろん無料です。
まずは健康診断から
元信州大学教授
山の赤ひげ先生こと、島崎洋路さんも推薦しています。
- 下記「矢森協」事務局まで連絡下さい。
- 場所と境界を教えて下さい。現地で矢森協スタッフが調査をします。
- その場でもしくは後日、診断表と処方箋及び施業メニューを提示して、相談に乗ります。
- 料金日当など一切いただきません。お茶くらいなら・・・。
もしも、矢森協事業(交流学習事業、モデル林オーナーなど)で一緒にやっていただけることがあれば是非ともお願いします。もちろん押しつけません。
矢森協事業の概要
- お宅の山林のできるだけ多くを森林ボランティアと一緒に見回り、簡易診断をします。
- その中で緊急に整備の必要のある山林は森林組合などへの施業依頼などを勧告することがあります。 たぶん大半がそうなるでしょう
- 道に近く比較的作業の容易な林分の一部を境界確定(仮杭でも可)してからサンプルにします。
サンプルは一区画概ね30aまでとして、すぐ近くに後でご自分で間伐する分も残します。
森林ボランティアが植生調査と林分調査を行い施業方針を作成します。
(ここまでは概ね「山林(やま)の健康診断」と同じです。)
- 施業方針に山主さん(以降「山林パートナー」と呼ぶ)が同意したら、以後山林パートナーは
施業に注文を付けない約束とします。むしろ、山林パートナーは森林ボランティアとともに(対等に)作業に加わったり、
交流学習したりしましょう。おやつの差し入れなども大歓迎です。
- 間伐材は森林ボランティアが搬出して出荷します。その代金や費用はすべて森林ボランティアに帰属します。
原則的に切り捨て間伐は行わず、伐採後をきれいに整理することに努めます。
- 施業後は山林パートナーとともに施業確認を行い、事業は完結します。
山林パートナーには、この森林ボランティアとの交流学習を通じて得た知識とノウハウ、そして山仕事の喜びを糧に、他の山林も適切な管理を行い、自ら「愉快な山仕事」を実践されることを切望します。また「とよた森林学校」への参加もおすすめします。